“オフサイド廃止”はFIFAでなくファン・バステン氏の私案か。ボバン氏が語る

2017年02月12日(Sun)19時15分配信

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マルコ・ファン・バステン、ズボニミール・ボバン
マルコ・ファン・バステン氏とズボニミール・ボバン氏【写真:Getty Images】

 国際サッカー連盟(FIFA)の技術発展部門責任者を務めるマルコ・ファン・バステン氏が先日言及して話題となっていた大胆なサッカー改革案は、FIFAとしての公式な提案ではなくファン・バステン氏の”私案”に過ぎないという。FIFAの事務局長補佐を務める元クロアチア代表のズボニミール・ボバン氏が、11日付のクロアチア紙『スポルツケ・ノヴォスティ』によるインタビューで主張した。

 かつてオランダ代表の名ストライカーとして活躍したファン・バステン氏は、1月に独誌『シュポルト・ビルト』のインタビューに対し、サッカーのさらなる発展に向けた様々なルール改革案を提示した。その中には「オフサイド廃止」など、サッカーのルールの根幹に関わる大胆なものも含まれていた。

 だが、同じくFIFAで仕事をするボバン氏によれば、ファン・バステン氏の発言は個人的なものであり、FIFAの総意としての案ではないという。「彼のインタビューの失敗は、偉大なフットボーラーであった彼が正直すぎたことにあると言わなければならない。ああいった発言の責任は私にある。私がインタビューを管理し、許可しなければならないからだ」

 ファン・バステン氏の述べた案は「先進的なものであり、彼はサッカーをより魅力的なものとするため必死に取り組んでいる」とボバン氏。だが、「彼の述べた考えのいくつかは、彼自身として述べたものであり、我々のものではない」と主張した。

 サッカーの競技規則に関する決定権を持つ国際サッカー評議会(IFAB)は、来月開催される第131回年次総会に向けた議題を先日発表しており、その中にはファン・バステン氏の言及していた「一時的退場処分」などについての検討も含まれている。だが、そこに含まれていないオフサイド廃止などの案は、現時点ではファン・バステン氏の個人的な考えに過ぎないのかもしれない。

【了】

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