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ゼコ、得点ランク首位タイも…PKは苦手? 「次からは別の選手にキッカーを譲る」

text by 編集部 photo by Getty Images

エディン・ゼコ
ローマに所属するエディン・ゼコ【写真:Getty Images】

 現在ユベントスに所属するアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインと並んでセリエA得点ランク首位に立っているローマに所属するボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ゼコは、PKが苦手のようだ。12日に伊メディア『スカイ・スポルト』が伝えている。

 現地時間12日に行われたセリエA第24節クロトーネ戦で決めたゴールにより、得点ランク首位タイとなる今季18ゴール目を決めたゼコ。しかし、同選手は0-0の状況で迎えたこの試合の17分にローマが獲得したPKを失敗。ゼコが蹴った低い弾道はゴール左に外れ、ローマは早い時間帯に先制点を挙げるチャンスを逃してしまった。

 とはいえ、ゼコがPKを失敗するのは珍しいことではない。これまで同選手が蹴った11回のPKでこれが6回目の失敗であり、ゼコはセリエA第20節ウディネーゼ戦に続き、2回連続でPKを失敗している。

 これを受けて、ゼコは次から別の選手にPKキッカーを譲ると試合後に話した。

「PKを失敗することもあるし、別にそれは深刻なことじゃない。だけど、次からは別の選手にキッカーを譲るよ」

 PKでは失敗する確率が高いとはいえ、公式戦39試合に出場して10得点しか決めなかった昨季とは打って変わって、今季出場した公式戦33試合ですでに25得点を決めている絶好調のゼコ。昨季に得点王に輝いたイグアインと得点ランクで並んだ今、これから先セリエAの得点王争い、また、欧州のリーグ最多得点者に贈られる「ゴールデンシュー」争いもますます白熱しそうだ。

【了】

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