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マンU、マルシアルの次のゴールは高額…条項により約12億円の支払いが近づく

text by 編集部 photo by Getty Images

アントニー・マルシアル
マンチェスター・ユナイテッドのアントニー・マルシアル【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドは、21歳のFWアントニー・マルシアルがあと1ゴールを決めれば、モナコに対してボーナスを支払わなくてはならないようだ。13日付の英紙『デイリー・ミラー』などが報じている。

 現地時間11日に行われたプレミアリーグ第25節のワトフォード戦でゴールを決め、ユナイテッドの勝利に貢献したマルシアル。このゴールは、同選手にとってユナイテッドで決めた24ゴール目となっている。

 しかし、マルシアルが公式戦で25ゴール決めると、ユナイテッドはモナコに1000万ユーロ(約12億円)のボーナスを支払わなくてはならないという。両クラブは、2015年夏に同選手の移籍に関して取引をした際に、いくつかの条件を満たすことでボーナスが発生する条項を契約に盛り込むことで合意したとされており、その条件の1つが25ゴールを決めることだとみられている。また、全ての条件が満たされれば、モナコには移籍金も含めて合計6200万ポンド(約88億5000万円)が支払われることになるようだ。

 今月には、これからサンテティエンヌとの対戦となるヨーロッパリーグ・ラウンド32の2戦、そしてブラックバーンと対戦するFAカップ第5回戦、さらに、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンとの対戦となるリーグ杯決勝が予定されているユナイテッド。もしこれらの重要な試合でマルシアルがゴールを決めることができれば、本人やユナイテッド、そしてモナコの3者全員が満足のいく結果となりそうだ。

【了】

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