イングランド11部相当のパジェット・レンジャーズに所属する18歳FWマイズ・フィップスが、プレミアリーグのウェスト・ブロムウィッチ（WBA）に練習参加することになった。13日に英紙『バーミンガム・メール』が報じている。

　同紙によると、ウェスト・ブロムウィッチのスカウト陣はプロリーグ以外のカテゴリーでプレーする選手にも注目しており、パジェットで活躍するフィップスに感銘を受けたとのこと。そして、1週間ほどWBAのトレーニングに招待し実力を確かめるようだ。

　今冬にイングランド7部相当のヘドネスフォード・タウンからアーセナルに移籍した20歳のDFコーエン・ブラモールが話題を呼んだが、フィップスはそれよりも遥か下のリーグでプレーしている。

　ヘドネスフォード・タウンが所属するノーザン・プレミアリーグの下には地区別に分かれた複数のリーグが存在する。そのうちの一つであるミッドランドフットボールリーグもプレミア部門、リーグ1、リーグ2、リーグ3の4カテゴリーが存在し、パジェット・レンジャーズはこのうちのリーグ2に所属するクラブだ。もし、フィップスが契約を勝ち取った場合はWBAの下部組織に所属することになる。

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