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首位快走のレアルを支える選手層。全得点の4割を”レギュラー”以外が記録

text by 編集部 photo by Getty Images

アルバロ・モラタ
レアル・マドリーのアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラで首位を走るレアル・マドリーの強さの理由は、レギュラー陣以外の選手がプレーしても結果を出す選手層にある。19日付のスペイン紙『アス』は、そのことを示すデータを伝えている。

 現地時間18日に行われたリーガ第23節でエスパニョールと対戦したマドリーはホームで2-0の勝利。クラブ新記録となる公式戦“42試合連続得点“を達成しつつリーガ首位を守った。チャンピオンズリーグでも決勝トーナメント1回戦の1stレグでナポリに先勝し、昨季に続いての連覇を目指している。

 負傷などにより必要に迫られたこともあるが、ジネディーヌ・ジダン監督は所属選手をローテーション起用し、多くの選手に活躍の機会を与えてきた。その結果、今季の全得点の約4割が、“レギュラー“ではないとみなされる選手により記録されているという。

 今季のマドリーは公式戦で合計106ゴールを記録しており、相手のオウンゴールを除くと103点。『アス』はGKケイラー・ナバス、DFダニエル・カルバハル、セルヒオ・ラモス、ラファエル・ヴァラン、マルセロ、MFカゼミーロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチ、FWガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマの11人をベストメンバーだと想定した上で、その11人の合計得点は62点でしかないと伝えている。

 残りの41点は「控え」だとみなされる選手により記録されており、全体の39.9%にあたる。アシストに関しても上記11人が合計51、その他の選手が合計37で、42.1%が「控え」選手によるものだと算出された。

 FWアルバロ・モラタは11ゴール、MFマルコ・アセンシオは7ゴールを記録。5得点6アシストのMFイスコ、10アシストのMFハメス・ロドリゲス、9アシストのFWルーカス・バスケスなども直接的に得点に絡んだプレーの多い選手となっている。

【了】

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