マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバは、相手陣内で成功させたパスの本数が今シーズンのプレミアリーグで最多であり、最も早く“1000本“に到達した選手となった。1日付の英紙『インディペンデント』が伝えている。

　ポグバは今季プレミアリーグ第2節でのデビュー以来、その後のリーグ戦全試合に先発し、ここまで24試合に出場している。『EAスポーツ』の集計したデータによれば、その24試合でポグバは1029本のパスを相手陣内で成功させたという。リーグ最多であり、現時点で唯一1000本を越えた選手となっている。

　2位にはリバプールのMFジョーダン・ヘンダーソン（987本）、3位にはアーセナルのMFメスト・エジル（954本）が続く。一方、パス成功率ではポグバは83.05％となっており、他の上位選手と大きな差はない。成功本数10位以内の選手ではチェルシーのMFエヌゴロ・カンテが86.99％で最も高い成功率を記録している。

　ポグバは昨夏、サッカー界の移籍金の史上最高額を更新する1億500万ユーロ（約126億円）でユナイテッドに加入。当初はプレーに対して懐疑的な見方も強かったが、ユナイテッドに確かな貢献をしていることは数字でも示されているようだ。「攻撃エリアでの前方へのパスが少ないと批判されていたルイス・ファン・ハール（前監督）のチームを変えた」と『インディペンデント』は論じている。

【了】