マンチェスター・ユナイテッド【写真:Getty Images】
ヨーロッパリーグ(EL)の試合でロシアまで応援に駆けつけるファンのため、マンチェスター・ユナイテッドはロシア入国に必要となるビザ取得費用を負担するという。2月28日付の英紙『デイリー・メール』が伝えている。
ELでベスト16進出を果たしたユナイテッドは、抽選の結果ロシアのロストフと対戦することが決定。現地時間9日にアウェイでの1stレグが行われる。
片道約3200kmの遠征は、チームだけでなく観戦に向かうファンにとっても楽ではないが、負担となるのは移動距離だけではない。ロシア入国のためにはビザ取得が必要であり、その手続きには118.20ポンド(約1万6500円)の費用が必要になるという。
遠路はるばる応援に駆けつけるファンに感謝し、その負担を軽減するため、クラブはビザ取得費用を肩代わりすることを決めたとみられている。領収書をクラブに送付すれば払い戻しが受けられることになるようだ。約500人のファンがロシアへ向かうことが想定されており、クラブの負担は総額800万円ほどとなることが見込まれる。
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