アトレティコに所属するグリーズマン【写真:Getty Images】
現地時間2日にリーガエスパニョーラ第25節の試合が行われ、アトレティコ・マドリーはデポルティボと対戦し1-1の引き分けに終わった。この試合中にアトレティコ所属の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが頭部を負傷し病院に搬送された。同選手のことを同クラブ所属のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが心配していると、2日に英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
試合開始して65分にケビン・ガメイロとの交代でピッチに登場したF・トーレス。しかし85分、浮いたボールを追っていたF・トーレスの後ろから相手選手がタックル。不意打ちを食らったF・トレースは頭からピッチに落ち、そのまま意識を失っている。すぐさま近くにいた選手がF・トーレスの舌を出して呼吸を確保し、担架でピッチの外に運び出された。
試合後にグリーズマンは「今はサッカーやその結果については気にしていない。F・トーレスの事だけが心配だ。大丈夫、彼はすぐに戻ってくると願っているよ」と語っている。また、同紙によるとアトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督が抗議をしながらも涙を浮かべていたという。
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