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今季レアルの驚きのデータ。主将ラモス出場時の失点率は不在時の”3倍”

text by 編集部 photo by Getty Images

セルヒオ・ラモス
レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】

 今シーズンのリーガエスパニョーラにおいて、レアル・マドリーのキャプテンを務めるDFセルヒオ・ラモスが出場している際の時間あたりの失点数は、同選手が出場していない際の“約3倍“となっている。3日付のスペイン紙『アス』がデータを伝えた。

 マドリーは今季リーガでこれまで24試合を戦っており、ラモスはそのうち16試合に先発で出場。そのうち途中交代が1回ある以外はフル出場している。残りの8試合は負傷などにより欠場した。

 24試合をプレー時間にすると2160分間だが、ラモスはそのうち1422分間プレーしており、マドリーはその時間に計21失点(68分あたり1失点)を喫している。一方、ラモスがピッチ上にいなかった738分間の失点数はわずか4点であり、約185分あたり1失点。なんとキャプテン出場時には失点率が3倍近くに達している。

 ラモスが欠場した8試合中4試合は無失点で終えており、残りの4試合は1失点。一方、ラモスが出場した16試合では無失点試合は3回しかなく、2失点以上の試合は半数近い7回にのぼる。ラモスがフル出場した1日のラス・パルマス戦では、今季リーガでは初の3失点を喫した。

 チームに貴重な勝ち点をもたらすゴールも含め、すでにキャリアハイの今季6得点を記録するなど、ラモスは攻撃面での貢献度も大きい。一方で“本職“の守備では、少なくともデータの上では苦戦が示されているようだ。

【了】

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