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“世界最高給男”テベス、中国開幕戦で1ゴール2アシストの活躍

text by 編集部 photo by Getty Images

カルロス・テベス
上海申花のカルロス・テベス【写真:Getty Images】

 中国スーパーリーグ(CSL)開幕戦が現地時間の5日に行われ、上海申花は江蘇蘇寧に4-0の快勝を収めた。注目の元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスは1ゴール2アシストなど全得点に絡む活躍を見せている。

 テベスは昨年末にボカ・ジュニオルスから上海への移籍が決まり、世界的に大きな注目を集めた。サッカー界の世界最高額となる約46億円の年俸を受け取るとも言われている。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)予選プレーオフで敗れて本大会出場を逃したあと、わずか2ヶ月での帰国を考えているとも報じられたテベスだが、リーグ開幕戦にも先発で出場。FKからチームの先制点をアシストしたのに続いて、36分にはPKを決めて中国での公式戦初ゴールを記録した。

 79分にはテベスのCKを起点として上海申花が3点目を加える。86分には左からのクロスをテベスが頭で流し、コロンビアのFWジョバンニ・モレノが先制点に続いての2得点目を押し込んだ。

 その他の試合では、6連覇中の王者・広州恒大がMFパウリーニョの2得点により北京国安に2-1で勝利。上海上港はFWエウケソンのハットトリックやFWフッキのPKなどで長春亜泰に5-1と大勝した。ファビオ・カンナバーロ監督の率いる昇格組の天津権健はドラガン・ストイコビッチ監督の広州富力に0-2で敗れている。

【了】

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