セビージャのホルヘ・サンパオリ監督は、アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスがチームの命運を握っていると考えている。英紙『デイリー・ミラー』などが、指揮官の会見の様子を伝えた。

　アーセナルは今シーズンもチャンピオンズリーグのベスト16で敗退し、プレミアリーグでは首位チェルシーと勝ち点16差の5位という状況。アーセン・ヴェンゲル監督の退任を望む声は日増しに大きくなっている。

　だが、サンパオリ監督は、チリ代表で指導した経験があるサンチェスには、こういった状況を打開する力があると主張した。

　同指揮官は「彼はトップレベルの選手だ。私に言わせれば、世界最高のFWの一人だよ」と絶賛。「私は彼と代表で一緒になれて幸運だった。一緒にワールドカップへ行ったし、コパ・アメリカ優勝も経験できたんだ」と語っている。

　そしてサンパオリ監督は、「チームがうまくいっていなくても、彼はそれを変えることができる選手だ」とアピールした。

　ヴェンゲル監督同様、サンチェスも今シーズン終了後の去就が注目されている一人だが、これからアーセナルを救う働きを見せてくれるだろうか。

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