ベルギー1部のレギュラーシーズン最終節でヘントの久保裕也が決めた“4人抜きゴール”が、週間ベストゴールに選ばれた。ベルギー紙『HLN』が報じている。

　12日のメヘレン戦に先発出場した久保は45分、センターサークル付近でボールを受けると、ドリブルで迫り来るDF4人をスピードとテクニックで翻弄し、見事なシュートをゴールネットに突き刺した。

　このゴールはチームメイトやメディアなどに絶賛され、ファン投票でも他を圧倒する支持を集めた。全体の50％を超える4292票が久保のゴールに投じられた。得票率23％（1907票）で2位のルスラン・マリノフスキ（ゲンク）に大差をつけて、週刊最優秀ゴールに選ばれている。

　毎週のベストゴールから月間最優秀ゴールが選ばれ、それらから年間最優秀ゴール賞が選出される。久保の4人抜きゴールはすでに今季最高とも言われており、より大きな賞を獲得できるかもしれない。

　メヘレンを3-0で下したヘントは上位6チームによる優勝決定プレーオフ進出を果たした。ベルギー移籍後のリーグ戦7試合で5ゴールを挙げている久保は、好調を維持したままチームを歓喜へ導けるだろうか。期待は高まるばかりだ。

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