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「サッカーを最優先していなかった」。伊代表での”恩師”がバロテッリに苦言

text by 編集部 photo by Getty Images

チェーザレ・プランデッリ、マリオ・バロテッリ
チェーザレ・プランデッリ監督とマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】

 元イタリア代表監督のチェーザレ・プランデッリ氏は、イタリア代表への復帰を果たせていないFWマリオ・バロテッリについて、サッカーに専念する姿勢を見せられていなかったとして苦言を呈している。伊メディア『Rai』に語った。

 バロテッリはプランデッリ氏のもとでイタリア代表にデビューし、EURO2012では準決勝のドイツ戦で2ゴールを挙げるなど大きなインパクトを残した。だが所属クラブで出場機会を失ったこともあり、2014年11月の招集を最後に代表チームからは遠ざかっている。

 プランデッリ氏はバロテッリについて、「才能ある若者だ。素晴らしい才能を持っている」と称賛。だが「残念ながら、おそらく彼は自分の仕事を最優先にしてはいなかったのだろう」と嘆いている。

「この仕事は毎日全力で取り組まなければならない。熱意を見せ、チームメートたちと勝負しなければならない。彼はそういう全てのことを、自分のリストの一番上には置いていなかったのかもしれない」とプランデッリ氏は語った。

 今季からフランスのニースに加入したバロテッリは復調の気配を見せ、一時は代表復帰を期待する声も上がっていた。「今でもまだ、とんでもないことをやれると思う」とプランデッリ氏は期待を失っていない様子だが、バロテッリが再び青いユニフォームを着る日はやってくるのだろうか。

【了】

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