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昇格を信じなかった? 英下部クラブ、PO時期に旅行予約した選手を解雇

text by 編集部 photo by Getty Images

イングランド
イングランドのフラッグ【写真:Getty Images】

 イングランドの下部リーグで、チームの出場が見込まれるプレーオフの時期にバカンスを予約した選手が解雇されることになった。英メディア『ゲット・ハンプシャー』が25日に伝えている。

 イングランドの8部リーグにあたるサザンリーグ・ディビジョン1で戦うファーンボロFCは、現時点でリーグ2位に位置しており、レギュラーシーズン終了後のプレーオフ進出をほぼ確実としている。5位以内を確保すれば、来季の7部昇格に向けたプレーオフへ進む。

 同クラブに所属していた31歳のFWエディー・スミスは、そのプレーオフ開催が予定される時期に、シーズンオフのバカンスをすでに予約してしまったようだ。このことに腹を立てたクラブは、即座にスミスとの契約を解除したという。

「残念ながらエディーはシーズンの最後の数週間にバカンスを予約しており、プレーオフに向けた準備には参加できない。彼とは袂を分かつのがベストな選択だった。選手たちの人生においてサッカーが最大の優先事項ではないことも理解できるが、クラブの利益のため適切なバランスも取らなければならない」とファーンボロの監督はコメントしている。

 ファーンボロは2シーズン前まで6部で戦っていたが、経営難のため2年連続での降格を強いられていた。今季から加入した選手だったというスミスは、1年での7部復帰を信じてはいなかったのだろうか。

【了】

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