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リバプール”10番”、プレミアリーグ通算得点がブラジル人歴代1位に

text by 編集部 photo by Getty Images

フィリッペ・コウチーニョ
リバプールのフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】

 リバプールのブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョは、現地時間8日に行われたプレミアリーグ第32節のストーク・シティ戦で1ゴールを記録したことで、プレミアリーグで最多の通算得点を記録したブラジル人選手となった。

 ストーク戦はベンチからのスタートとなったコウチーニョだが、後半開始からピッチに登場すると、70分に1-1の同点ゴールを記録。2分後には同じく後半から出場のロベルト・フィルミーノもゴールを奪い、リバプールが2-1で逆転勝利を収めた。

 3試合連続ゴールのコウチーニョは今季9点目となり、昨季の8得点を上回って自身の年間最多ゴール数を更新。また、プレミアリーグで通算30ゴールを記録したことで、ブラジル人選手としては通算得点が最多となった。

 これまでの記録を保持していたのは、1995年から2004年にかけてミドルスブラに3回在籍した元ブラジル代表MFジュニーニョ・パウリスタ。2002年日韓W杯の優勝メンバーでもある同選手は計29ゴールを記録していた。

 通算得点の3位は、今年1月に中国へ移籍するまでチェルシーに在籍していたMFオスカル(21点)。フィルミーノが通算20点で歴代4位となっている。

 かつてはプレミアリーグで活躍するブラジル人選手が少なかったこともあり、最多で通算30得点というのは他の主要リーグと比較して非常に少ない。リーガエスパニョーラではロナウド(117点)、セリエAではジョゼ・アルタフィーニ(216点)、ブンデスリーガではジョバンニ・エウベル(133点)がそれぞれブラジル人選手として最多の通算得点を記録している。

【了】

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