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ゴールを喜ぶあまり観客席前の広告板が“崩壊”。選手も救助に手を貸す

text by 編集部 photo by Getty Images

ウェスト・ハム
ウェスト・ハム対トッテナム戦の一幕【写真:Getty Images】

 現地時間5日に行われたプレミアリーグ第36節のウェスト・ハム対トッテナム戦で、ゴールを喜ぶ観客が最前列に殺到したことにより、観客席とピッチを隔てる広告板が倒れて負傷者が出ることになった。5日付の英紙『ミラー』などが伝えている。

 9連勝中だった2位トッテナムをホームに迎え、ウェスト・ハムは65分に先制。左からのクロスを起点として生まれた混戦の中から、最後はMFマヌエル・ランシーニが蹴り込んだ。この1点によりウェスト・ハムは4試合ぶりの白星を挙げ、数字的にプレミアリーグ残留も確定させた。

 だがゴール直後に選手たちが観客席に駆け寄ると、少しでもピッチへ近づこうとしたファンが押し合うあまり、広告板が崩れて数人がピッチ側へと倒れ込んでしまった。MFシェイク・クヤテも巻き込まれて転倒した様子だが、その後チームメートらとともに倒れたファンを助け起こすのに手を貸している。

 この転倒により怪我人も出た模様だが、スタジアムのメディカルスタッフが対処したとのことだ。

【了】

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