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グリーズマン、無冠続きにうんざり…本音もポロリ「移籍の準備は出来ている」

text by 編集部 photo by Getty Images

アントワーヌ・グリーズマン
アトレティコに所属するアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】

 アトレティコ・マドリーに所属する26歳のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは先日、マンチェスター・ユナイテッドに移籍する可能性は「10段階中6」と答えていたが、本音としてはユナイテッドを含めた別のクラブへの移籍を本気で考えているようだ。23日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。

 移籍金8500万ポンド(約123億円)とされるグリーズマンの獲得を目指し、ユナイテッドはアトレティコと現在交渉中だ。グリーズマン本人は移籍の可能性を示唆しつつ「アトレティコに残留する可能性については10段階中7」と語り、残留する選択肢があることも明かしている。

 しかし、同紙のインタビューの中で思わず本音が漏れた。グリーズマンは「今流行りのドイツ、中国、またはアメリカ、そしてイングランドに行くかもしれない。その準備は出来ているよ」と、移籍を考えていることを明言。

 続けて「アトレティコはリーガで3位に終わった。それはクラブの目標でもあったが、選手としてはもっと貪欲に、タイトルを獲得したいと思っている。良いプレーをしてゴールを決めるだけでは物足りないところまで達している。今夏、自分の将来を決める上でタイトル獲得できるかを考慮する。アトレティコでチャンピオンズリーグ(CL)準決勝まで進出し、決勝戦も見えたけど。でも僕たちは何かが欠けているんだ」と話している。

 グリーズマンは今季公式戦53試合に出場し26得点12アシストを記録。アトレティコとの契約は2021年6月まで残しているが、今後2週間以内に自身の去就についてはっきりするとの見解も示しており、移籍を前向きに考えていると言えそうだ。

【了】

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