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悲惨なテロ事件受け、マンC選手が寄付「子供の両親が毎日感じる苦痛を思うと…」

text by 編集部 photo by Getty Images

ヤヤ・トゥーレ
マンチェスター・シティに所属するヤヤ・トゥーレ【写真:Getty Images】

 現地時間22日に英国マンチェスターで起きた大規模なテロ事件を受け、マンチェスター・シティに所属する34歳の元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレと同選手の代理人が遺族に対して寄付金を送った。23日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。

 マンチェスターの屋内競技場「マンチェスター・アリーナ」で22日夜、女性歌手アリアナ・グランデさんのコンサート終了後に自爆テロとみられる大規模爆発が発生。23日時点での警察発表によれば22名が死亡し、59名が負傷する大惨事となった。犠牲者の中には8歳の子供も含まれている。

 同紙によると、それぞれ5万ポンド(約725万円)ずつ、合計10万ポンド(約1450万円)を寄付したとのこと。代理人は「8歳の少女が好きな歌手のコンサートを見に行って帰宅しなかったというニュースは余りにも辛い。今朝、彼は何が出来るかを私に訪ねてきた。この恐ろしい犯罪の被害者を支援するために、それぞれ5万ポンドずつ寄付することを決めた。被害者がマンチェスター出身かどうかなんて関係ない」と語った。

 また、ヤヤ・トゥーレは「僕にも8歳の息子がいる。亡くなった8歳の子供の両親が毎日感じる苦痛…その苦痛を僕にはイメージすることができない」と答えている。また、このコンサートにはマンチェスター・シティの関係者、その家族も来ていたが全員無事だったという。

【了】

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