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決勝ゴールの柴崎岳に地元紙最高評価。「チームに必要な光をもたらした」

text by 編集部 photo by Getty Images

柴崎岳
テネリフェの柴崎岳【写真:Getty Images】

 現地時間18日にスペイン1部昇格プレーオフ準決勝2ndレグの試合が行われ、テネリフェはホームでカディスと対戦。120分間で1-0の勝利を収めて決勝進出を果たした。決勝ゴールを記録したMF柴崎岳に対し、現地スペインメディアは高い評価を下している。

 シーズン終盤にかけて定位置を確固たるものとし、1部昇格を目指すテネリフェの戦いに貢献してきた柴崎は、プレーオフ決勝進出の懸かる大一番で大きな仕事をやってのけた。前半34分に柴崎が奪った1点が決勝点となり、テネリフェは2ndレグに1-0で勝利。2試合合計1-1として、レギュラーシーズンの順位で上回るため決勝へ駒を進めた。

 地元紙『エル・ドルサル』では、柴崎に10点満点で「9点」という採点。たびたび好守を披露してチームを救ったGKダニ・エルナンデスと並ぶチーム最高タイの評価を下されている。

「太陽の生まれる地(日本)からやってきて、チームが必要としていた光をもたらした。重要な日にヒーローとなり、非常に完成度の高いサッカーを生み出していた」と同紙は柴崎に賛辞を送った。

『エル・ドルサル』ではこの試合のテネリフェのマンオブザマッチを選出するファン投票も実施。試合終了後数時間の時点で柴崎は全体の約半分の票を集め、ダニ・エルナンデスを抑えての最多得票となっている。

 大手紙『アス』も、柴崎に対して3点満点で「2点」(0から3の4段階)という高めの採点をつけている。柴崎含めテネリフェの5人とカディスの3人が2点で最高評価タイとなった。

【了】

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