2014/15シーズンにスペイン3部リーグへと失意の降格を果たして以来、バルセロナBが3年ぶりとなる2部リーグ復帰を決めた。スペイン紙『アス』など複数のメディアが伝えた。

　2部リーグへの昇格をかけバルセロナは、スペインのカンタブリア州に本拠地を置くラシン・サンタンデールとプレーオフを戦った。アウェイでの1stレグを1-4の大差で勝利していたバルサは、25日のホームで行われた2ndレグを優位に進めることができた。終わってみれば0-0スコアレスドロー。合計スコアで上回ったバルセロナBが昇格を決めた。

　試合後、元バルセロナの選手で現在Bチームの指揮を執るジェラール・ロペス監督は「クラブには小さな借りがあった。だからこそ幸せに感じているよ」と語るなど、悲願の2部リーグ復帰を喜んだ。その一方で「2部リーグで戦い続けられるよう努めなければならない」とも誓っている。

　現在のバルセロナBは既にトップチームでのプレー経験を持つMFカルレス・アレーニャやDFマルロン・サントスなど才能あふれる若手中心にメンバーが構成されている。来季はトップチームがリーガやチャンピオンズリーグのタイトル奪還を目指す中、チームの底上げを目指すBチームの奮闘が期待される。

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