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“南米化”進むバルセロナ、ブラジルのクラブから新たに2選手を補強か

text by 編集部 photo by Getty Images

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バルセロナを支える南米選手のスアレス(左)、ネイマール(中央)、メッシ(右)【写真:Getty Images】

 来季に向けて積極的な補強戦略を展開するバルセロナは、ブラジル1部のパルメイラスから新たに2人の選手の獲得を目指しているようだ。スペイン紙『アス』が伝えた。

 今夏バルセロナはブラジル1部のサントスからMFルーカス・リマ、中国1部の広州恒大のMFパウリーニョらブラジル代表の選手の引き抜きを画策しており、移籍市場では積極的な姿勢を見せている。そしてそれに加えてパルメイラスのコロンビア代表DFジェリー・ミナ、ブラジル人MFヴィチーニョ獲得に向け交渉を開始しているようだ。

 バルセロナのフットボール・ディレクターであるラウル・サンジェイ氏は、先週には既にブラジル入りしてパルメイラスとの移籍交渉を進め、両者の移籍交渉は基本的には合意に達しているようだ。コロンビア代表DFは今年の冬までクラブに残った後バルセロナのトップチームに加入、ブラジル人MFは来季からスペイン2部リーグを戦うBチームへのレンタル移籍という形でそれぞれのバルセロナ移籍は実現する見込みだという。

 現在のバルセロナは前線のFWリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールら南米出身の選手を最大のストロングポイントとするチーム。今夏の補強を経て“南米化”はさらに進行していくのだろうか。

【了】

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