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まるで“波動拳”…豪快なシミュレーションが話題「世界版ストリートファイターだ」

text by 編集部 photo by Getty Images

ルーカス・フォンセカ
豪快なシミュレーションで倒れこむルーカス・フォンセカ(右)【写真:ユーロスポーツのスクリーンショット】

 現地時間25日にブラジル1部・第10節の試合が行われ、ECバイーアはフラメンゴと対戦し0-1の敗戦を喫した。この試合中にECバイーア所属のDFルーカス・フォンセカが、審判を欺く行為で2枚目のイエローカードを提示されて退場した。あまりにも豪快なシミュレーションだったことから、ブラジルメディアをはじめとして、複数の海外メディアが報じている。

 ブラジルメディア『Diario Depor』によると、勢いよく走ってきたフォンセカはボールを前に蹴り出すと共にフラメンゴ所属のFWパオロ・ゲレーロと衝突。腰あたりを蹴られたことで怒ったゲレーロは殴るふりをした。すると、全く拳が当たっていないにもかかわらず、フォンセカは勢いよく吹き飛んで倒れこむ。

 審判はゲレーロにイエローカードを提示すると共に、シミュレーション行為とみなしたフォンセカにもイエローカードを提示。2枚目のイエローカードとなったフォンセカはレッドカードを提示されて退場することになった。

 同メディアはタイトルに「ゲレーロの世界版ストリートファイターでフォンセカがシミュレーション」とつけ、「80年代後半から90年代にかけて人気だったゲームの“波動拳”を使用」とコメントし報じている。一方で英メディア『ユーロスポーツ』は「おそらく、今まで見た中で最も哀れなダイビング」とタイトルにつけて報じた。

【了】

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