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契約延長問題がプレーに影響? ミラン守護神のU-21欧州選手権は「ネガティブだった」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジャンルイジ・ドンナルンマ
ジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】

 去就をめぐって騒動が起きているミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマは、ピッチ外での出来事がプレーに影響しているのかもしれない。伊メディア『メディアセット』などが伝えている。

 残り1年となったミランとの契約を更新することを断ったドンナルンマは、U-21イタリア代表としてU-21欧州選手権に参加していた。その準決勝が現地時間27日に行われ、イタリアはスペインに1-3で敗れている。

 『メディアセット』は、「ドンナルンマにとってネガティブな大会だった」と伝えた。ミランの守護神はスペイン戦に限らず、やや安定感を欠いたところがあり、今大会枠内に飛んできたシュート10本のうち6本が失点となっている。つまり、枠内に飛んできたシュートは4本しか止められなかったということだ。ドンナルンマのミスとは言わないまでも、活躍したとは言えない数字である。

 『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、翌日の紙面にこの試合の採点を掲載。ドンナルンマはこの試合のワーストプレーヤーに選ばれたMFロベルト・ガリアルディーニと同じ「5」の採点がつき、「もっと期待していた」と記している。

 いずれにしても、U-21欧州選手権が終わったことで、ドンナルンマの契約に関する話はこれから進展していく。18歳の守護神は、どのような決断をするだろうか。

【了】

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