ウォルバーハンプトンに所属するGKカール・イケメ【写真:Getty Images】
イングランド2部のウォルバーハンプトンが6日、チームに所属する31歳のナイジェリア代表GKカール・イケメが「急性白血病」を患っていることが判明したと発表した。
クラブの発表によると、シーズン開始前に行なっている定期検診で血液検査をしたところ、「急性白血病」を患っていることが判明したという。すぐに治療を開始したようだ。声明文の中でクラブは「ウォルバーハンプトンの誰もが、カールの診断結果を聞いて驚いている。全員が悲しみに暮れていると言っても過言ではない」とコメントし、急な出来事だったことを明かしている。
イケメはウォルバーハンプトンの下部組織で育ち、同クラブが当時プレミアリーグにいた2003年にトップチームに昇格。QPRやレスター・シティ、ミドルズブラなど多くのクラブにレンタル移籍した後、2012年から再びウォルバーハンプトンでプレーしていた。今季は公式戦33試合に出場し主力として活躍。ナイジェリア代表としてもプレーし、2018年ロシアW杯アフリカ予選などに出場していた。
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