バルセロナ不動のボランチとして君臨するMFセルヒオ・ブスケツ【写真:Getty Images】
6日、カタール滞在中に行われたインタビューにてバルセロナ所属のスペイン代表MFセルヒオ・ブスケツが、傑出した中盤の選手として5人の選手の名前を挙げた。スペイン紙『マルカ』が報じた。
2008年にバルセロナのトップチームデビューを果たしたブスケツは、現在に至るまでの約9年間バルセロナの不動のMFとして君臨してきた。クラブやスペイン代表チームでMFシャビ・エルナンデスやMFアンドレス・イニエスタと黄金の中盤を組み数々のタイトルを獲得してきたワールドクラスの選手であり、監督や選手からの評価は絶大だ。
そんなブスケツが5人の中盤の選手の名前を列挙し、昨季際立った活躍をした選手として賞賛の言葉を贈った。
「サッカー界に偉大な中盤の選手はたくさんいる。それぞれが独自のものを持っていて同じ選手はいない。僕のポジションならカゼミーロを挙げるね、よくやっているよ。ブルーノもビジャレアルで素晴らしいパフォーマンスを披露した。チェルシーはカンテ、マティッチのおかげで素晴らしいシーズンを送ることができた。アンデル・エレーラもうまいよね」
昨季ビジャレアルのリーグ5位躍進に貢献したスペイン代表MFブルーノ・ソリアーノ、プレミアリーグを優勝したチェルシーの心臓となったMFエンゴロ・カンテ、ネマニャ・マティッチの2人、モウリーニョ新体制のもと復活を遂げたMFアンデル・エレーラの名前を挙げたブスケツだが、ライバルクラブのレアル・マドリー所属のMFカゼミーロの名前が出たのは意外である。
昨季国内リーグとCLの2冠を果たしたマドリーの中で、守備陣と攻撃陣をつなぐバランサーとして重要な役割を担っていたカゼミーロには、さすがのブスケツも称賛せざるを得なかったのかもしれない。来季もそれぞれバルセロナ、レアル・マドリーというライバルクラブ同士で切磋琢磨していくことが期待される。
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