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チームメイト、友人として。レアル副主将が移籍騒動のロナウドを擁護

text by 編集部 photo by Getty Images

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友人としても良好な関係を築いているFWクリスティアーノ・ロナウド(左)とDFマルセロ(右)【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーで副主将を務めるブラジル代表DFマルセロが、同僚FWクリスティアーノロナウドの移籍騒動についてコメントを残した。スペイン紙『マルカ』が伝えた。

 ブラジルのテレビ番組『Noite de Craques』に出演したマルセロは渦中のロナウドについて質問をされると、常に同選手を支持する立場でいることを明かした。

「クリスティアーノは何が自分にとって最良かを知っている。チームメイトとしてだけではなく友達としても、今年、来年、あるいは10年後に下す決断に対して僕は彼を支持する立場にいようと思う」

 他にも「クリスティアーノを最初に見たのは代表の試合で、僕らは言い合いをしたんだ」と出会った当初のことを語った後、「でも僕らはいい関係を築けている。彼は偉大なプロ選手だし、よくチームメイトを助けてくれるんだ。僕にとって彼は世界一の選手さ」と付け加え、ロナウドの人間性についても言及した。

 ロナウドは先月に脱税の容疑をかけられた際、容疑をかけたスペイン検察局や自信を擁護する姿勢を見せないクラブの態度に不満を感じ退団を決意していた。古巣のマンチェスター・ユナイテッドやフランスのパリ・サンジェルマンが移籍先候補となっていたが、現段階では移籍の動向に大きな進展はない。

 ロナウドが加入した2009/10シーズから昨季の2016/17シーズンまでの8シーズンの間、マドリーの左サイドではマルセロとロナウドのコンビが躍動していた。果たして来季も再びこのコンビを見ることはできるのだろうか。

【了】

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