フェイスブック創設者のマーク・ザッカーバーグ氏【写真:Getty Images】
トッテナムは9日、アメリカの投資会社がクラブの買収に向けて動いているという一部報道を否定する声明を出した。
英紙『サンデー・タイムズ』は9日、米投資会社「アイコニック・キャピタル」がトッテナムの買収に向けて10億ポンド(約1470億円)のオファーを提示することを検討していると報じた。シリコンバレーのIT企業家らの資産運用を行っている会社であり、ソーシャルメディア『フェイスブック』の創始者である実業家マーク・ザッカーバーグ氏もその出資者に含まれているという。
だがトッテナムは、すぐさま公式声明でクラブ売却の可能性を否定。新スタジアム建設のための資金を必要とはしているが、銀行からの融資が合意に達していることを説明し、「クラブの買収オファーに関するいかなる交渉も行ってはいない」と主張した。
昨季のプレミアリーグを2位で終えたトッテナムは、伝統の本拠地ホワイト・ハート・レーンに別れを告げた。その隣に新たなスタジアムを建設中であり、2017/18シーズン中は“聖地”ウェンブリー・スタジアムをホームスタジアムとして使用することを予定している。
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