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レアル、退場者続きの序盤戦。マルセロは4試合出場停止の可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images

マルセロ
レアル・マドリーのマルセロ【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのDFマルセロは、現地時間9日に行われたリーガエスパニョーラ第3節のレバンテ戦で受けたレッドカードにより、4試合の出場停止処分を受けることになるかもしれない。スペイン紙『アス』が見通しを伝えている。

 マドリーはホームにレバンテを迎えた試合で先制を許し、同点には追いついたが1-1のドローに終わった。終了間際の89分には、エリア内へ持ち込んでシュートを打ちにいったマルセロがDFジェフェルソン・レルマと交錯して転倒し、マルセロには一発レッドカードが提示された。

『アス』によれば、審判団による試合後の報告書には、マルセロの退場理由について「ボールのないところで相手選手の背中を蹴った」と記されたとのこと。規定に照らし合わせ、これが暴力行為だと判断された場合、4試合の出場停止処分が下される可能性があるという。

 解釈次第では、出場停止の試合数はより短くなる可能性もあるようだ。レバンテ戦の前半に負傷交代を余儀なくされたFWカリム・ベンゼマの状態も含め、マドリーとしては主力選手の不在期間が短く済むことを願いたいところだろう。

 今季マドリーでは、エースのFWクリスティアーノ・ロナウドがスペイン・スーパーカップで退場処分を受け、審判を押したことで5試合の出場停止処分を下された。リーガ開幕戦ではDFセルヒオ・ラモスも退場処分を受けており、プレーの規律面が序盤戦の悩みの種となっている。

【了】

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