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アメリカ、まさかのW杯予選敗退。「言い訳はしない」と監督が失態認めるも、変革の必要性は感じず

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアン・プリシッチ
W杯出場を逃したアメリカ代表のクリスティアン・プリシッチ【写真:Getty Images】

 ロシア・ワールドカップ(W杯)出場を逃したアメリカ代表のブルース・アリーナ監督が、自分たちの失態を嘆いた。『ESPN』などが指揮官のコメントを伝えている。

 現地時間10日、アメリカはW杯北中米カリブ海最終予選でトリニダード・トバゴと対戦し、1-2で敗れた。アメリカはW杯出場圏内の3位で最終戦を迎えていたが、敗退が決まっていた相手に不覚。連続出場は7で途切れた。

 まさかの結果にアリーナ監督は、「言い訳はしない。我々は今日、失敗した」とコメント。自分たちの失態を認めた。

 しかし、アメリカサッカーがこの敗戦にどう反応すべきかと問われると、「我々がやっていることに問題はない。リーグの成長は、代表の進歩につながる。若い選手も出てくる。何も変わる必要はない。クレイジーな変化は愚かなことだ」と指揮官はコメント。『ESPN』は、アメリカのファンの怒りを買う返答だったとしている。

 メジャーリーグサッカー(MLS)の成長につれて、欧州トップリーグに挑戦する選手が減ったことも指摘されているアメリカ代表。今進んでいる道は正しいのだろうか。

【了】

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