現地時間の14日に行われたイタリア・セリエA第8節の試合で、ナポリはローマにアウェイで1-0の勝利を収めた。クラブ史上最高の連勝記録をさらに更新し、28年ぶりのリーグ優勝に向けて前進している。

　過去には開幕からの6連勝がクラブレコードだったナポリだが、前節カリアリ戦に勝利して7連勝としたことで記録を更新。ローマ戦でさらにその記録を伸ばした。

　昨シーズンは5連勝でシーズンを終えていたため、シーズンオフをまたいで現在13連勝中。これもクラブ新記録を更新し続けている。同一シーズン中の連勝記録としては2015/16シーズンの8連勝が最高だったが、次節のインテル戦にも勝利すればその記録も塗り替えることになる。

　開幕6連勝までは王者ユベントスと並走していたが、ユーベは最近2試合で1分け1敗とペースダウン。リーガエスパニョーラで開幕7連勝を収めていたバルセロナが先週末の試合に引き分けたことで、欧州のリーグランキング10位以内の1部リーグではナポリが唯一の全勝チームとなった。

　ナポリがセリエAで優勝を飾ったのは、ディエゴ・マラドーナらを擁した1986/87シーズンと89/90シーズンの2回のみ。その後、破産による3部降格などの苦しい時期を乗り越え、近年は再び強豪クラブに返り咲いた。6連覇中のユーベ王朝を打破し、28年ぶりのリーグタイトルを手に入れることができるだろうか。

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