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バルサ、スタジアム命名権を500億円超で売却か。地元の世界的企業と交渉中?

text by 編集部 photo by Getty Images

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バルセロナの本拠地カンプ・ノウ【写真:Getty Images】

 バルセロナの本拠地「カンプ・ノウ」が名称変更に向かっているようだ。スペイン『カタルーニャ・ラジオ』が伝えている。

 報道によるとバルセロナは現在、世界的なヘルスケア企業である地元企業のグリフォルス社とスタジアム命名権に関する交渉を続けている。30年間で4億ユーロ(約536億円)という破格の条件で話し合われているそうだ。

 バルセロナではカンプ・ノウの改修計画が進行中で、2021/22シーズンに新スタジアムへと生まれ変わる予定だ。その費用に6億ユーロほど必要になる。うち3分の1がスポンサーから支払われると言われるが、グリフォルス社との契約が成立すれば、さらなる後押しとなるはずだ。

 ネーミングライツの譲渡は特にアメリカで盛んだが、シティグループがニューヨークメッツと交わしている契約が20年間で4億ドル(約455億円)。メットライフ生命がニューヨーク・ジェッツとニューヨーク・ジャイアンツと交わしている契約が25年間で同じく4億ドルと言われている。30年間で4億ユーロという契約が実現すれば、スポーツ史でも歴史的な契約になりそうだ。

【了】

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