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聖和の流儀

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「1人の相手を抜くことは誰でもできる。僕らが追求するのは2人も3人も華麗に抜き去る選手を育てること。
どんなに狭い密集地帯でもドリブルで果敢に攻めるのが、聖和の一貫したスタイルである」

2015年冬の高校サッカー選手権でライバル・野洲高校に勝利し“記憶に残るサッカー”を魅せた聖和学園高校。

独創的なサッカーを展開する東北の雄・聖和学園高校のドリブラー育成術とは?

【目次】
1.聖和スタイルの根源
2.ドリブルへの揺るぎない信念
3.相手をとことん騙して1対1を制す
4.創造性は自立心から生まれる
5.試合はあくまでも「試し合い」
6.指導者自身が力まないコーチング
7.チャレンジを見守り人間性を伸ばす
8.成功者に共通する“自立”の重要性
9.聖和の未来

【著者プロフィール】
■加見成司(かみ・せいじ)
聖和学園高等学校教諭。男子サッカー部監督。
1972年生まれ、千葉県出身。市原緑高から仙台大学に進み、大学卒業後名古屋グランパスに入団。
引退後、聖和学園女子サッカー部コーチを経て、2003年より男子サッカー部監督に就任。
創部9年目で、全国高校選手権サッカー大会に初の出場を果たす。
「個」の育成を重視し、ドリブルに特化した指導法で“記憶に残るサッカー” を展開する。
プリンスリーグ東北優勝1回、高校総体出場2回、高校選手権出場4回。

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