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「僕はトッティじゃない」。インテル主将、引退後のプランは「お父さん」

text by 編集部 photo by Getty Images

イカルディ
インテルでキャプテンを務めるFWマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】

 インテルでキャプテンを務めるアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディは、24歳にしてすでに現役引退後のプランを考え始めているようだ。

 イタリアの雑誌『ウンディチ』でのインタビューの中で、イカルディは「インテルに長く残りたい」とクラブ愛を口にする。これまで移籍の噂はあったが、クラブが低迷していても残留を選び続けてきた。

 一方で「僕はこのユニフォームとともに様々なものを勝ち取りたい。でも、40歳になったらフットボールの世界にはいないと思う」とも述べ、現役引退後にピッチから離れる考えであることを明かした。

 その上でイカルディは「僕はトッティのような人物ではない」と、昨季限りで現役を引退したローマのレジェンドを引き合いに出した。今季からは少年時代から現役引退まで人生のほとんどを捧げてきたローマのフロントに入ったトッティと同じような振る舞いは難しいと考えている。

「僕は監督やディレクターになるつもりはないんだ。そういった役割になりたいとは思わない。僕は家の中で家族とともに過ごすただの父親になると思うよ」

 イカルディには妻であり自身の代理人も務めるワンダ・ナラとの間に2人、そして妻が元夫マキシ・ロペスとの間にもうけた3人の連れ子も合わせて5人の子どもがいる。24歳のアルゼンチン代表にはまだ現役としてプレーできる長い時間が残されているが、3男2女のよき父親でありたいという強い思いがあるようだ。

【了】

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