バレンシアに所属するイタリア代表FWシモーネ・ザザがリーグ開幕から好調を維持している。

　28日に行われたリーガエスパニョーラ第10節のアラベス戦で1ゴールを決めたザザは、今シーズンのリーグ得点数を9としている。また、第5節のマラガ戦から6節連続で得点を決めていることからもその好調ぶりがうかがえる。

　スペイン紙『アス』によると、そんなバレンシアのエースとして覚醒し始めたザザがクラブ最多得点イタリア人FWの記録を更新したようだ。昨冬にチームへと加入してから公式戦30試合を戦った同選手は、これまで合計15ゴールを記録。2004~2006年にクラブに在籍していた元イタリア代表FWマルコ・ディ・ヴァイオが記録した14ゴールを1ゴール上回った。

　さらに、ザザは現在12ゴールをリーグ得点ランク1位のリオネル・メッシの対抗馬として名乗りを上げており、得点王争いにも絡んでいる。無敗でリーグ2位につける好調バレンシアの中で、果たしてザザはどこまでゴール数を伸ばしていけるのだろうか。

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