バルセロナに所属するフランス代表FWウスマン・デンベレが年内にも戦列に復帰する可能性が浮上してきた。6日付けのスペイン紙『マルカ』が報じている。

　デンベレは現地時間9月16日に行われたリーガエスパニョーラ第4節、日本代表MF柴崎岳の所属するヘタフェとの試合で前半に負傷した。その後、左足大腿二頭筋の腱断裂と診断され、19日にフィンランドのヘルシンキで手術を受けた。

　当初、年内復帰は困難と予想されていたがリハビリが順調に進んでおり年明け前にも復帰する事もあり得ると同紙では伝えている。また、現地時間12月22日に行われるリーガエスパニョーラ第17節の対レアル・マドリー戦を復帰の日と予想している。

　一方、リーグ戦第11節が終了した時点でマドリーとの勝ち点差を8に広げている点やエルネスト・バルベルデ監督がデンベレの復帰には慎重な姿勢を取っているとみられており年内復帰はないという見方もある。

　デンベレは今年の夏の移籍市場でボルシア・ドルトムントからバルサに加入した。移籍金にボーナスを加えた総額は最大で1億4500万ユーロ（約192億円）にも達し、これまでの記録を大幅に更新するクラブ史上最高額の補強である。

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