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復調への第一歩。韓国、絶対的エースの2発で強豪コロンビア撃破

text by 編集部 photo by Getty Images

韓国代表
韓国代表のソン・フンミン【写真:Getty Images】

【韓国 2-1 コロンビア 国際親善試合】

 10日、韓国の水原ワールドカップ競技場で韓国代表対コロンビア代表の親善試合が行われた。

 FIFAランキングでも62位へ大幅に順位を落とすなど苦しい時を過ごしている韓国代表は、名誉挽回を誓ってFIFAランク13位の強豪コロンビアと対戦。両チームそれぞれ、トッテナムのFWソン・フンミン、バイエルン・ミュンヘンのMFハメス・ロドリゲスらエース級の選手がスタメン出場を果たした。

 前半早々の11分、先制点を決めたのは韓国だった。中盤でボールを奪った韓国は、カウンター攻撃にでる。右サイドからスルーパスを受けキーパーと1対1となったソン・フンミンは、一度はコントロールミスをするもすぐさま反転してシュートを打ち、ゴールネットを揺らすことに成功した。

 その後もひるむことなく攻め続けた韓国は、19分にソン・フンミンがミドルゾーンからシュートを打つと、40分にはキーパーと1対1のシーンが訪れる。これはコロンビアのGKカステジャーノスが何とか防いだ。

 強豪として負けられないコロンビア。しかし、次に点を決めたのは、またも韓国の方だった。61分、相手ディフェンスライン裏に抜けたソン・フンミンがゴール方向へコントロールし、ゴール左隅へシュートを叩き込んだ。

 77分には、ハメス・ロドリゲスの右フリーキックにDFクリスティアン・サパタが頭で合わせ1点を返すも、最終的に試合は2-1でホームの韓国が勝利。コロンビアが本来の力を発揮できなかった一方、不調が続いていた韓国はエースの2発で復調への第一歩を踏み出している。

【得点者】
11分 1-0 ソン・フンミン(韓国)
61分 2-0 ソン・フンミン(韓国)
77分 2-1 サパタ(コロンビア)

【了】

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