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「何度も自殺を考えた」。元アーセナルなどのFWが衝撃の告白。その理由は…

text by 編集部 photo by Getty Images

エマニュエル・アデバヨール
クリスタル・パレス所属時のエマニュエル・アデバヨール【写真:Getty Images】

 アーセナルやレアル・マドリー、トッテナムなどで過去にプレーしたトーゴ代表FWエマニュエル・アデバヨールは、家族との関係に悩みを抱え、「何度も自殺を考えた」と告白した。仏誌『So Foot』のインタビューに語っている。

 現在33歳のアデバヨールは、プレミアリーグで通算97ゴールを挙げるなどの活躍を見せたほか、2010/11シーズンにはマドリーでもプレー。現在はトルコ1部のイスタンブール・バシャクシェヒルでプレーしている。

 そのアデバヨールは、過去に「何度も自殺をしようと思った」と衝撃の告白を行った。その理由は、家族との関係にあったとのことだ。

「家族を貧困から抜け出させようとするために頑張っているのに、その家族が敵であり続けるようでは難しい。弟たちにはいつも、僕らは家族によって操られていると言っていた」とアデバヨールは語る。

 アデバヨールは「何度も電話番号を変えた」が、それでも家族からの電話が絶えなかったという。「元気でいるかどうかを聞くためではなく、金を要求するためだ。トッテナムで負傷していた時にも電話があって、子供の学費を払ってくれないかと言ってきた。少なくともまず、怪我の様子について聞いてくるべきだろう!」

「何年間も自分の中にとどめていた」というこれらの話を告白したことで、アデバヨールは「ホッとした」と感じているとのことだ。

【了】

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