バレンシアのマルセリーノ・ガルシア・トラル監督【写真:Getty Images】
現地時間19日に行われたリーガエスパニョーラ第12節のエスパニョール対バレンシア戦で、バレンシアのマルセリーノ・ガルシア・トラル監督が息子とともに「同時退場」になるという珍事があった。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
0-0で迎えた62分、マルセリーノ監督はエルナンデス・エルナンデス主審からレッドカードを提示され退席処分となった。試合の報告書には、「判定のひとつに対し、何度も腕を上げて明らかな抗議を行った」と退席理由について記されている。
だが、この場面で退席を命じられたのはマルセリーノ監督だけではない。フィジカルコーチのアシスタントを務めるセルヒオ・ガルシアにも、第四審判に激しく抗議したとして同様の処分が下された。マルセリーノ監督の息子である。
指揮官を失いながらもその後2点を奪ったバレンシアは2-0の勝利を収め、クラブ新記録となるリーグ戦8連勝で2位をキープ。次節は4ポイント差の首位バルセロナとの直接対決だが、マルセリーノ監督を欠いての戦いとなる。
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