ベルギー1部リーグのワースラント＝ベフェレンで活躍する日本代表MF森岡亮太に対し、ベルギーの名門クラブであるアンデルレヒトやクラブ・ブルージュが獲得への関心を抱いているとも報じられている。

　森岡は今季から加入したべフェレンですでに7得点8アシストを記録する活躍を見せ、ベルギーにセンセーションを巻き起こしている。今季最大の“新発見”として現地メディアからの評価も非常に高い。

　その森岡に対して、国内のトップクラブが目をつけるのも当然かもしれない。ここ数日、アンデルレヒトやクラブ・ブルージュが1月の移籍市場で森岡の獲得に動く可能性もあると現地メディアで報じられている。

　アンデルレヒトは現ベルギー王者であり、圧倒的最多記録である34回のリーグ制覇を誇る名門中の名門。クラブ・ブルージュもアンデルレヒトに次ぐ14回の優勝を達成している強豪クラブだ。

　だが、森岡が国内の強豪クラブで活躍できるかどうかについては懐疑的な見方もある。元ベルギー代表であり評論家のエディ・スネルデルス氏はベルギー紙『Het Nieuwsblad』で、クラブ・ブルージュやアンデルレヒトへ移籍したとしてもポジション獲得は難しいという考えを述べている。

　ベルギーのファンが作るメディア『Door Fans Voor Fans』でリーグ前半戦のMVPに選ばれるなど、森岡が現地で高い評価を得ていることは確か。今後も活躍を続けられれば、ビッグクラブからの関心もさらに強まってくるかもしれない。

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