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久保裕也、ハーフウェイから超絶独走弾。「ドリブルしか考えていなかった」

text by 編集部 photo by Getty Images

久保裕也
ヘントの久保裕也【写真:Getty Images】

 ベルギー1部リーグ第16節の試合が現地時間の24日に行われ、ヘントがムスクロンに3-1の勝利を収めた。ヘントのFW久保裕也は1ゴール1アシストで勝利に貢献している。

 久保は1-1で迎えた39分に勝ち越しのゴールを記録。ハーフウェイライン付近でボールを持った久保はそのままドリブルで独走し、巧みなステップで相手2人をかわしてエリア内へ侵入すると、右足でのシュートをゴール右隅へ蹴り込んだ。

 ベルギー『voetbalkrant』は、試合後の久保のコメントを伝えている。「最初は(ママドゥ・)シラへのパスを考えましたが、出せませんでした。走り始めてからはドリブルしか考えていませんでした」と久保は話している。

 今季のゴール数を5点とし、チーム得点王に浮上した久保だが、まだ満足はしていない。「もっと決めたいです。少なくとも去年と同じくらい決めるのが最初の目標ですね。これはまだスタートでしかありません」とゴール量産への意欲を口にした。

 今年1月にスイスのヤング・ボーイズからヘントへ移籍した久保は、レギュラーシーズンとプレーオフの計17試合で11ゴールを挙げる活躍でセンセーションを巻き起こした。今季は開幕から6試合無得点とスロースタートだったが、調子は上がりつつあるようだ。

【了】

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