マンチェスター・ユナイテッドのFWロメル・ルカクは、相手選手に2発の蹴りを入れようとしたことで、3試合の出場停止処分を受ける可能性があるかもしれない。26日付の英紙『ミラー』などが伝えている。

　ユナイテッドは現地時間25日に行われたプレミアリーグ第13節の試合でブライトンと対戦。66分にアシュリー・ヤングのシュートが相手オウンゴールを誘って1-0の勝利を収めた。

　だが決勝点の直前に、ブライトンのゴール前でDFガエタン・ボングとポジション取りを争ったルカクが、相手に対して2度のキックを食らわせようとしたような様子が映像で確認できる。試合中にはこの行為が審判団から罰せられることはなかった。

　審判団は27日に試合の報告書を提出する予定。ルカクの行為について報告書に記載がなかった場合、イングランドサッカー協会（FA）は映像を確認して出場停止処分を検討することができる。問題行為と判断された場合は3試合の出場停止処分が下される可能性がある。

　3試合の出場停止となった場合、ルカクはワトフォード戦、アーセナル戦、マンチェスター・シティ戦に出場できなくなる。今季チーム最多の得点を記録しているルカクを失うとすればユナイテッドにとって大きな痛手となりそうだ。

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