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レアルがサポーターを“脅迫”!? クラシコ観戦のために要求した条件とは…

text by 編集部 photo by Getty Images

レアル・マドリー
レアル・マドリーのサポーター【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーは、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの応援の中心となっているサポーターグループのメンバーに対し、カップ戦の試合を観戦に訪れなければバルセロナとの“エル・クラシコ”の観戦を認めないという通達を出したようだ。スペイン紙『マルカ』などが伝えた。

 マドリーは現地時間28日に、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のベスト32にあたる4回戦2ndレグの試合でフエンラブラダ(3部)と対戦する。アウェイでの1stレグには2-0の勝利を収めており、よほどのことがなければマドリーが問題なく勝ち上がることが予想される試合だ。

 サポーターにとっては、どうしても重要度の低い試合ということになってしまうのは避けられない。だがマドリーの4つの主要サポーターグループのメンバーに対しては、この試合の応援に駆けつけなかった場合、12月23日に行われるバルセロナ戦の入場を認めないという通達がクラブから届いたとのことだ。

 マドリーのシーズンチケットを保持しているサポーターには、年間を通してリーグ戦のホームゲーム全てを観戦するか、不可能な場合には権利を他者に譲渡することが義務付けられているという。だが今回のフエンラブラダ戦ではやむを得ない事情がある場合を除いて譲渡も認められない。もし譲渡した場合には、バルサ戦の座席も他者に譲渡しなければならないと通告されている。

【了】

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