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ベイル、来夏の退団がレアル会長と合意か。マンUやスパーズが獲得望む

text by 編集部 photo by Getty Images

ガレス・ベイル
レアル・マドリーのガレス・ベイル【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーに所属するウェールズ代表FWガレス・ベイルは、今シーズン終了後にマドリーを離れることがフロレンティーノ・ペレス会長との間で合意したという。スペインメディア『ディアーリオ・ゴル』が9日付で伝えている。

 クリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマとともにマドリーの強力3トップ“BBC”の一角として活躍してきたベイルだが、負傷による離脱を繰り返していることもあり、本来のプレーを見せられる機会は減少している。このまま状況が変わらなければ放出の可能性もあるとたびたび噂されてきた。

 報道によれば、ベイルは数日前に代理人を伴ってペレス会長と会談。今シーズン限りで他クラブへ移籍することが双方のためだという結論に達したとされている。

 だがマドリーは、ベイルを売却する場合の移籍金として1億ユーロ(134億円)前後を要求する構えであり、獲得を実現できるクラブは限られてくる。古巣のトッテナムや、マンチェスター・ユナイテッドなどが関心を示しているものの、現時点での提示額は6000万ユーロ(約80億円)ほどにとどまっているという。

 シーズン後半戦に復調したベイルが再び活躍を見せ、クラブの望む金額にまで市場価値を高めてくれることをマドリーは望んでいるようだ。今季は公式戦10試合の出場にとどまっているベイルだが、これからコンディションを取り戻して期待に応えることができるだろうか。

【了】

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