サッスオーロのDFパオロ・カンナバーロが、現役引退を表明した。同時に、中国の広州恒大でコーチになることを明かしている。

　広州恒大は、兄で元イタリア代表のファビオ・カンナバーロ監督が指揮するチーム。以前から噂されていたとおり、パオロ・カンナバーロは兄の右腕となるためにスパイクを脱ぐことを決めた。

　36歳のパオロ・カンナバーロは、シーズン途中での退団を認めてくれたクラブに感謝を示しつつ、「自分にとって大きな経験で飛躍になるだろう」とコメント。「ファビオは360度にわたってテクニカルなサポートを必要としている。僕はシーズン中にあまり出番のない選手を指導することができる」と述べた。

　ナポリでキャリアを始めたパオロ・カンナバーロは、パルマ、ヴェローナでプレーしたあと、2006年にナポリに復帰。2014年1月からはサッスオーロに所属していた。

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