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バルサ移籍のコウチーニョ、巨額移籍金の“ボーナス分”54億円の支払い条件は?

text by 編集部 photo by Getty Images

フィリッペ・コウチーニョ
バルセロナに加入したフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】

 バルセロナは、リバプールに所属していたブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョの獲得を8日に正式に決定した。サッカー界の史上2位となる巨額の移籍金が支払われる大型取引となる。

 報道によれば、バルサがリバプールに支払う移籍金は最大で総額1億6000万ユーロ(約214億円)だという。1億2000万ユーロは固定額で、残りの4000万ユーロ(約53億6000万円)は一定の条件を満たした場合に支払われるボーナスの最大金額となる。

 では、その条件とはどういったものなのだろうか。スペイン紙『エル・ペリオディコ』が、英紙『ガーディアン』による情報だとして内訳を伝えている。

 まずはコウチーニョがバルサで公式戦25試合に出場した時点で、500万ユーロがリバプールに支払われるという。これは早ければ今シーズン中にも達成できるかもしれない。

 続いて、バルサでの通算100試合を達成した時点で2000万ユーロを追加。こちらはコウチーニョがコンスタントに試合に出場したとしても来シーズン中の達成は難しく、おそらく2019/20シーズンまでかかることになりそうだ。

 また、バルサがチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得するたびに500万ユーロ(最大2回分まで)。これは順調なら来シーズン末で達成できると見込まれる。最後に、バルサがコウチーニョの在籍中にCL優勝を果たした場合、500万ユーロが追加されるとのことだ。

【了】

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