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レアル、首位バルサと屈辱の大差…リーガ前半戦終え「降格圏の方が近い」

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアーノ・ロナウド
レアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

 リーガエスパニョーラは前半戦の19節を終え、バルセロナが首位で折り返した。4位のレアル・マドリーは、宿敵に勝ち点19ポイントという大差をつけられてしまっている。

 現地時間13日に行われた第19節の試合で、マドリーはビジャレアルと対戦してホームで0-1の対戦。一方バルサは14日にレアル・ソシエダと対戦し、2点のリードを奪われながらも4-2で逆転勝利を収めた。

 この結果、バルサはシーズンの半分を終えて16勝3分けの無敗で勝ち点51を獲得。マドリーはクラブ・ワールドカップ出場の影響で延期されたレガネス戦を未消化で残しているが、18試合で勝ち点32にとどまり、バルサに19ポイント差、2位アトレティコ・マドリーに10ポイント差、3位バレンシアに8ポイント差をつけられている。

 マドリーが前半戦を4位で折り返すのは2005/06シーズン以来で最も低い順位で、勝ち点もそのシーズン以降で最少。ジョゼ・モウリーニョ監督が率いていた2012/13シーズンにはバルサに18ポイント差をつけられて折り返したが、その時以上の開きとなってしまった。

 スペイン『マルカ』紙はさらに、マドリーにとって屈辱的な事実を指摘している。降格圏の18位に位置するデポルティボは勝ち点16を獲得しており、マドリーとは16ポイント差。マドリーは首位バルサよりも降格圏の方に近いという成績に甘んじている。

 逆転優勝はすでにほぼ絶望的かもしれないが、このまま調子を上げられなければチャンピオンズリーグ出場権獲得さえ安泰ではなくなる可能性もある。後半戦には巻き返すことができるだろうか。

【了】

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