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“ネイマール2世”、母国復帰に現実味…古巣サントスが“エースナンバー10番”を用意

text by 編集部 photo by Getty Images

ガビゴル
ガビゴル【写真:Getty Images】

 インテルからポルトガル1部のベンフィカにレンタル移籍中のガビゴルことブラジル人FWガブリエウ・バルボサが、母国ブラジルの古巣サントスに移籍する可能性が高くなった。15日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

 同メディアによると、サントスがガビゴルのために10番を空き番にして待っているとのこと。サントスへの復帰が差し迫っている兆候と見做すことが出来そうだ。背番号10は、サントス在籍時の2015年に身につけていたエースナンバーである。

 ガビゴルは2016年夏にインテルが移籍金3350万ユーロ(約45億4000万円)を投じて獲得したブラジル期待の若手アタッカーだ。しかし、インテルでは出場機会を得られず、昨年夏にベンフィカへ武者修行に出た。だが、ポルトガルでもベンチを温める日々が続いている。ブラジルで活躍し“ネイマール2世”とも呼ばれたガビゴルだが、欧州では期待外れの状態だ。

 先日、2017年のビドーネ・ドーロ(金のバケツ賞)にガビゴルが選出されていた。この賞は、セリエA年間最悪選手賞とも呼ばれており、シーズンで最も期待を裏切った選手に贈られる不名誉な賞である。欧州では期待外れに終わったが、それでも母国ブラジルでは今でも期待度は高い。

【了】

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