ベルギー1部のワースラント＝ベフェレンに所属する26歳の日本代表MF森岡亮太が、冬の移籍市場でベルギー強豪のアンデルレヒトに移籍するかもしれない。29日にベルギーメディア『スポルザ』が報じている。

　同メディアによると、森岡は既にアンデルレヒトと個人合意に達しており、残すはクラブ間合意のみだという。ベフェレンのダーク・ヒュイック会長が「まだクラブ同士の契約は結んでいないが、彼を引き留めるのは難しいだろう」と語り、アンデルレヒト行きが差し迫っていることを明かした。

　森岡は現地時間24日に行われたアンデルレヒト戦で2戦連続アシストを記録。同選手に関心を示すクラブを相手に強烈な印象を与えている。今季公式戦27試合出場で9得点11アシストと絶好調だ。

　アンデルレヒトはベルギー屈指の超名門クラブ。ジュピラー・プロ・リーグの優勝回数は34回で、国内カップ戦のタイトルも数多く獲得している。チャンピオンズリーグ（CL）に何度も出場している強豪クラブでもあり、今季はバイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマン、セルティックと同組のグループBに入っていた。ただ、残念ながらグループ最下位に終わり既に敗退が決定している。

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