ベルギー1部のアンデルレヒトが30日、ワースラント＝ベフェレンに所属する26歳の日本代表MF森岡亮太を獲得したと発表した。契約期間は2021年6月までの3年半となっている。森岡にとってもステップアップに繋がる今回の移籍。アンデルレヒトとは、どんなクラブなのだろうか？

　アンデルレヒトが本拠地を置くのはベルギー首都・ブリュッセルだ。収容人数26361人のコンスタン・ヴァンデン・ストックスタディオンをホームスタジアムとしているが、5万人収容の新スタジアム建設計画もある。1908年にクラブが創立され、110年の歴史を誇る名門クラブだ。

　ジュピラー・プロ・リーグ（ベルギー1部）優勝回数は34回。ベルギー・カップをはじめとする国内カップタイトルも数多く獲得している。1982/83シーズンにはUEFAカップ（現：ヨーロッパリーグ）制覇を経験するなど、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグに何度も出場している強豪クラブだ。

　昨季はジュピラー・プロ・リーグで優勝し、今季のチャンピオンズリーグ（CL）に出場。バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマン、セルティックと同組のグループBに入っていた。ただ、残念ながらグループ最下位に終わり既に敗退が決定している。

　現在、リーグ第24節を終えた時点で3位につけているアンデルレヒト。連覇を目指すためにも今季公式戦27試合に出場し9得点11アシストを記録している森岡にかかる期待は大きいだろう。

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