スペイン1部のヘタフェは2日、33歳の元フランス代表MFマテュー・フラミニが加入することが決定したとして発表を行った。今季末までの契約となる。

　フラミニはアーセナルに通算7シーズン在籍して公式戦200試合以上に出場したほか、マルセイユやミランなどでもプレー。2016/17シーズンをクリスタル・パレスで過ごしたあと、退団してフリーとなっていた。

　スペイン紙『アス』はヘタフェのフラミニ獲得について、「世界で最もリッチなサッカー選手が加入」と伝えている。その理由は、“実業家”としても活動するフラミニのもうひとつの顔にある。

　フラミニはサッカー選手としてプレーしつつ、2008年に極秘にバイオ燃料会社「GFバイオケミカル」を設立していたことが2015年に明らかとなった。同社では石油燃料に代わるバイオ燃料の大量生産を実現しており、将来的にはその市場規模が200億ポンド（約3兆1000億円）にも成長することが見込まれるという。

　リーガエスパニョーラで現在9位に位置するヘタフェでは、日本のMF柴崎岳もプレーしている。経験豊富なフランス人MFとともにプレーする機会もありそうだ。

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